心理学用語

プルキンエ現象

プルキンエ現象とは、明るさが異なると、同じものを見ていても色彩が異なるように見える現象です。具体的には、暗くなると青や緑が鮮やかで明るく、赤や黄がくすんで暗く見える現象です。

プルキンエ現象は、1820年にチェコの生理学者であるヤン・エヴァンゲリスタ・プルキンエによって発見されました。プルキンエは、明るさによって網膜の視細胞の反応が異なることを発見しました。網膜には、錐体細胞と桿体細胞の2種類の視細胞があります。錐体細胞は、明るい場所で色を認識するのに役立ちます。桿体細胞は、暗い場所で明暗を認識するのに役立ちます。

錐体細胞と桿体細胞の反応は、波長によって異なります。錐体細胞は、長波長の赤色と緑色に敏感です。桿体細胞は、短波長の青色に敏感です。そのため、暗くなると、錐体細胞の反応が鈍くなり、桿体細胞の反応が活発になります。これにより、青色が鮮やかに見えるようになります。

プルキンエ現象は、夜間視力に影響を与えます。夜間は、明るい場所に比べて錐体細胞の反応が鈍くなるため、色を認識するのが難しくなります。しかし、桿体細胞の反応は活発になるため、明暗を認識するのは得意になります。そのため、夜間は、色を認識するよりも、明暗を認識することに重点を置くようになります。

プルキンエ現象は、日常生活でも見ることができます。例えば、夕暮れ時に空を見ると、空が青く見えることがあります。これは、夕暮れ時には、太陽の光が散乱して、青色の光が強く見えるためです。また、夜間走行する車のヘッドライトは、青色に見えることがあります。これは、青色の光は散乱されにくいため、夜間でも遠くまで見えるからです。

プルキンエ現象は、目の働きを理解する上で重要な現象です。また、プルキンエ現象を理解することで、夜間視力を向上させることができます。

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《用語解説》プルキンエ現象とは - ライティング共通 - Panasonic


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